2004年正月(1/5)

コラムを読んでくださっている皆様、明けましておめでとうございます。この「私的なコラム」も三年目に入ります。三年目というと「石の上にも・・・」とか「三年やって芽が出なければ・・・」など一つの区切りとして扱われる事が多いいのですが、何ら変わらず時には思いっきり力んで、またある時は目一杯力を抜き「継続こそ目標」としてやっていきたいと思っています。今年もよろしくお願いします。


僕の午前中のバイトはコンビニに品物を納入している倉庫なので暮れも正月もまったく関係ありません。思えば自分が子供の頃は正月というのはどの店も開いてなかったのに、なんて思いつつ元旦から出勤していました。さすがに正月だから少しは出荷量が減るのかと思いきや、あまり変わらないか少し多いくらいなのには驚いてしまいます。正月も変わったもんです。


2日は箱根駅伝のスタートを見てからバイトに行き午後からは10時間ドラマ「竜馬がゆく」を見ていました。前にも書いたように私、司馬遼太郎の大ファンであります。大ファンになるきっかけはやはりこの「竜馬がゆく」でした。確か高校の頃だったかな。改めて見直して見ると竜馬というのは多くの人に好かれる魅力的なキャラクターなのだな、と思わされました。その魅力を感じつつも、個人的には高杉晋作や桂小五郎といった長州系の人物の方が僕は好きだ(いつもそうなのですが)と思ってしまいました。理由は多分、竜馬は明るすぎるのです。もうちょっと屈折しているキャラクターの方が僕としては親近感を感じるのです・・・。それはともかくとして、今年を占う色々な正月番組で「自立」という事が取り上げられていました。それはアメリカとの関係からの自立であったり、今までの既得権益に頼った構造からの自立であったり、分かっていながらも今の日本人が中々出来ないでいる事でした。約150年も前、しかも300年続いた鎖国という状況下にあって今までの枠組みからの「自立」という意識を強く持って行動し、自分の夢を実現させていた(しかも今の自分の年齢より若いくせに)坂本竜馬という人物にやはり強い憧れを感じます。


昨夜は「猿の惑星」でしたね。何も申年だからって・・・などとぶつぶつ言いいながらもこの何回も見た名作をまた最後まで見てしまいました。しかしデジタル・リマスターというのは本当にキレイなのですね。なんらデジタルの知識はないのですが、あの画面をみると「やはりデジタル恐るべし」という感じです。
何回見ても、本当によく出来てますよね。ザイアス議長の読む猿の聖書に書かれた「人間を遠ざけよ。人間は死の先触れなり。人間のみが欲の為に同族で殺しあう。」という言葉の意味を問い直す必要は2004年も大いにあるのではないかと思った次第です。蛇足ながらあの、あの映画の主演チャールストン・へストンが今や全米ライフル協会の会長とは。映画の問いかけとそのズレに僕はどうも合点がいかないのですが。


いつものとおり正月はあっという間に終わってしまいます。さてさて、またくそ面白くもない毎日の始まりだーと思いつつ今年もよろしくお願いします。