続・嬉しかったこと(5/3)

もう五月になってしましました。書く書くと言うばっかりで全然コラムをアップしていませんでした。申し訳ない。言い訳はしません。さぼってました。


一昨日の午前中ボンヤリとテレビを見ていると「地獄を見た男」というようなタイトルで何やら見たことのある人が路上で本を売っているのが映し出されていました。番組はその後CMになったのですが、「誰だっけ?」と気になったのでチャンネルを動かさずにそのままにしておきました。
その路上で本を売るヒゲが伸びきった一見ホームレス風の人は、このコラムでも何回も取り上げた「西宮冷蔵」の水谷社長だったのです。2002年にこの人が内部告発をした事によって雪印食品の言語道断の食品偽装工作が明るみに出ました。しかし西宮冷蔵は問題を起こした業者として他の荷主からの取引停止が相次ぎ2002年11月に13億の負債を抱えて廃業となったのです(コラムバックナンバー「勇気ある行動は報われなければ」「こんな事でいいのだろうか」を読んでみて下さい)。
その番組では内部告発の特集を組んでいてそこで水谷社長のその後を取り上げていたという訳です。廃業後水谷社長は電気も止められた事務所で再建業務を息子さんと二人で行っていました。経済的にも非常に厳しい状況で、自らが書いた本を駅のコンコースや路上で売ったり、その場で集まったカンパなので何とかやり繰りしていたようです。その真摯な姿勢に対する理解と応援は少しずつ、しかし確実に広まっていき、全国からカンパが集まるようになり今年の4月に西宮冷蔵は営業再開となったのでした。
水谷社長は内部告発した事について尋ねられ「やはり筋を通したいという気持ちが、その反対側の気持ちをほんの数パーセント、本当に数パーセント上回っただけなんです」と話していました。それを実行する人がいる事、そしてその行動を支援する人が大勢いる事を僕は本当に嬉しく思います。本当に。西宮冷蔵のその後を気にとめてなかった自分を反省し、是非水谷社長が書いた「内部告発」という本を買ってきて読みたいと思っています。


「嬉しかったこと」もう一つ、先月中村あゆみのレコーディングに参加していました。スタジオに全楽器をセットして「せーのっ」という感じでやりました。中村あゆみ・高橋研・鎌田ジョージ・竹田元・富岡グリコ・そして僕というメンバーで録った10曲、どれも素晴らしい出来です。久々にどっぷりロックに首まで浸かったという感じです。いやこのメンバーは本当に凄い!一緒に演奏出来た事を本当に嬉しく思います。こちらは夏ごろには出来上がる予定ですのでお楽しみに!


さてさて、プラネタリウム週間の始まりです。長らくお待たせしたNewアルバム「NEWS」遂に発売です。こちらも素晴らしい出来上がりです。そして4日は横浜クィーンズ・スクエア。7日は吉祥寺MANDA-LA2でのワンマン・ライヴです。皆さんと会場で会えることを楽しみにしています。