組織防衛論(3/8)

株や経済の事はまったくわからないのですが・・・・。フジテレビとライヴドアのニッポン放送の株を巡る攻防戦が最近の話題の中心です。今朝8時過ぎにフジテレビが獲得した株の割合が発表されると僕の見ていた番組(TBS)ではニュース速報として画面の上に出ました。その後8時からのフジテレビの情報番組「とくダネ」にチャンネルを合わせると、あれま取り上げてないのですね。8時40分過ぎからの「とくダネタイム」のコーナーで笠井アナが、まるで官僚に作ってもらった原稿を棒読している政治家のような態度と口調でTOBの結果を読み上げました。読み終わると即座に次の話題へ。小倉さんやゲストのコメントなし。
思うにこうにも態度が変わっていいのだろうかと思うわけです。少し前にNHKの海老沢前会長の去就が取りざたされていた時や朝日新聞との問題(継続中)などは各民放が蜂の巣を突っついたような騒ぎで取り上げていましたよね。まさにその時のNHKでのその問題の取り上げ方は今朝の笠井アナのようだったのです。紋きり口調っていうんですか?そういうのって。今度はこのフジテレビvsライヴドア問題に関してはNHKがかなり執拗に取り上げているような気がします。他の民放は無論です。つまりメディア同士の足の引っ張りあいとでも言ったら良いのでしょうか。当事者は組織防衛的報道。
考えてみれば堀江社長とフジテレビの女子アナが鍋パーティーをやっていたなんて話は、他局のことであればフジテレビが先頭に立ってある事ない事囃し立てそうな話題じゃないですか。「自分の局じゃなきゃホントにおいしいネタなのに」と地団駄踏んでいるスタッフもいるかもしれません(いないか)。人ごとだと大いに騒ぎ、自分の事になると貝のように口を継ぐんでしまう変わり身の早さの方に僕は視点が行ってしまうのです。


組織というのは一体何なのだろう?それを守るために多くの人が自分を捻じ曲げ、法律に触れることもしてしまう。堤義明氏逮捕の話題に触れる度に僕はそう感じます。西武の問題は自殺者まで出して本当に悲劇的要素も含んでいます。一体何を守ろうとしているのか?社会に出てから組織というものに属した経験が殆どない僕にとっては解り辛いテーマです。偉大なる父から受け継いだものを守ろうとすればするほど悲劇のなかに身を投じていかなければならない、これはまさに映画「ゴッドファーザー」におけるマイケル・コルレオーネと同じなわけです。あれは組織と個人の係わり合いも描いた映画だったのですね。
国土の幹部が堤容疑者逮捕の後も会見で「色々あっても堤会長は立派な人だった」というような発言しているのも僕にとって意外な事でした。大筋において容疑を認めているにも関わらず。立派?立派って何?それは自分の属している組織にとってだけの話じゃなくって?という疑問が沸いてしまうのです。
大きな意味で言えば国だって組織の一つであるわけです。うちの国の大統領は立派な人です、と言ってもよその国、はたまた世界全体から見ればとんでもない奴だったりする事もあるんでしょうね。組織論、難しいです。書いていて解んなくなりました。