今治JAZZ TOWN Vol.8(8/28)

プラネタリウムが昨年に続いて二回目の参加となる「今治JAZZ TOWN」が8月26.27日に開催されました。つい先ほど今治から帰ってきました。いやや楽しかったです。少し寝不足ではありますが。
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26日の朝羽田に向かうと去年知り合った向井滋春さんのバンドのメンバーもすでに来ていて「今治が今年も始まるぞ!」という気分になりました。松山空港に到着すると西日本観光の田中さんが笑顔一杯で出迎えてくれました。ウーン1年てあっという間だと強く実感。
現地入りするとまず高校生のJAZZコンテストが開催されていました。プラネタリウムを代表して審査員を務めさせてもらいました。当初はこの審査員を務めるという予定はなかったので、ホテルに入って少し休めるという気持ちだった僕は正直少し「!」という気持ちもあったのですが、高校生の吹奏楽部の演奏を聴いていると自然と体が前のめりになってきてしまいました。やはり一生懸命演奏しているものは何か人を惹きつけるエネルギーがあるのですね。演奏が終わる度に唸りながら採点していました。あれほど真剣に人の演奏を聴くこともめったにないのではないかな・・・・。優勝校が翌日のメインステージのオープニングアクトを務められるわけですから半端な気持ちでは採点できないのです。本当にあっという間の2時間でした。どの高校も素晴らしい演奏でした。案の定採点の集計をしてみると僅差の勝負になりました。審査員の方の意見も割れ熱い議論が続きました。自分たちのリハの時間が迫っていたので結果発表までは出れませんでしたが、今思えば優勝した松山工業高校の生徒たちが発表の時にどのようなリアクションをしたのか見ておきたかったです。


ホテルに引き返し楽器を乗せ初日タウンステージの僕らの会場となる「アートギャラリーカフェ」に向かいました。実行委員会で僕らの担当をしてくるのは、去年もお世話になった阿部チャンこと阿部晃子さんです。さっぱりとした性格のキュートな美人で今治のビッグバンド「スイングキッス」のアルトサックスでもあります。定番フレーズは「しくぞ!コラッ!」
アートギャラリーカフェでのライヴも昨年に引き続き二回目という事でマスターの尾崎さんもにこやかに向かえてくれました。リハも問題なく進み19:00に一旦ホテルに戻りました。ライヴスタートは21:00です。
宿泊ホテルも昨年と同じ今治国際ホテル。ここがまた素晴らしいホテルです。僕も色々な人のツアーで様々なホテルに泊まりましたが5本の指に入るのではないでしょうか。とりあえず僕は大浴場に向かいました。ここの露天風呂は温泉です。移動→審査員→リハと怒涛のように続いていたのでちょっと一息入れられました。部屋で軽く食事をして鋭気を養って、いざ!阿部チャンの車でアートギャラリーカフェへ!「しくぞ!コラッ!」


定刻21:00に始まったステージは休憩を挟んで22:45まであっという間でした。今回のステージは円山クンが参加出来なかったので久々の3ピースセットです。これまた4人でやるのとは違って独特の緊張感と音の隙間があります。この形も楽しい!客席も満員で、今治という昨年一回しか来ていない街で東京でライヴをやるのと同じくらいの人が見に来てくれているという事は本当に嬉しいの一言に尽きます。
それもあってか田中徹のドラムも前半から爆発していました。僕もそれを受けて終盤ジャンプ!気持ち的にはStingかChris Martinだったのですが佐藤史朗に「お見苦しいジャンプを見せてしまいました」とMCされてしまいました。残念・・・。終演後もCDを買ってくれた方などから暖かい声を掛けられて、本当にこの街は音楽を愛する人が多いのだと改めて実感しました。
アートギャラリーカフェでの打ち上げに去年知り合った友達も参加してくれ、マスターの尾崎さんも加わり大盛り上がり。途中、実行委員会長の平尾さんも来て下さいました。相当お疲れの様子です。ちょっと心配です。僕も累積疲労で珍しく午前2:30に早退。宴は場所を移して4時まで続いたそうです。
27日は8時に目が覚め温泉に入り朝食を食べました。西日本観光の田中さんいわく「ジャズタウンの出演者で朝食を食べるのは猪俣さんと榎本さんくらいでしょうか・・・」との事。いやでもね、国際ホテルの朝食はバイキングで種類も洋食から和食まで半端じゃなく豪華で本当に美味しいのですよ。確実に普段より多く食べてしまいます。


11:30より出演者全員が揃ってのミーティングランチ。御馳走が並んでいますが流石に9時過ぎにたらふく食べたのでここでは何も食べられませんでした。昨年阿部チャンとともに僕らの面倒を見てくれた山本さんも登場。山本さんはプラネタリウムの音楽をとても高く評価してくれていて僕も再会を楽しみにしていました。
13:00からの公会堂メインステージでのプラネタリウムのリハーサルも山本さんは客席で聴いて下さって「やっぱり本当にイイよ」と熱い声援を送って下さいました。


再びホテルに戻り休息。ホテルの近くのうどん屋が美味しいというので寄ってみました。ひら家の「おろしぶっかけ」。うどんがモチモチで実に美味かったです。お店が午後の休憩に入る直前で実にラッキーでした。食べてばっかり。


16:30に会場に戻るとオープニングを務める昨日のコンテストで優勝した松山工業高校吹奏楽部が舞台の袖で待機していました。みんな初々しいです。見事なオープニングアクトでした。
そして「今治JAZZ TOWN」のメインステージにプラネタリウム初登場です。考えてみればプラネタリウムの歴史の中で一番大きな会場でのライヴになるのです。「Dusky」「No Border」「Dandy Deceiver」「Precious Love」とても暖かく迎えてもらえました。
その後の出演者を客席で見たり、転換の待ち時間はロビーの自分たちのCD販売コーナーに居たりしました。時間があったので色々な実行委員会の人とお話が出来ました。実行委員会はボランティア参加で皆さんそれぞれに本業があるわけでその空き時間を使ってこれだけの規模のイベントを続けているというのは本当に凄い事なのだと思いました。。

そして今回のポスターのバーグマン役の登場。アルトサックスで「As time goes by」を奏でるその女性は・・・。なんと「しくぞ!コラッ!」の我らが阿部チャンでございます。猪俣さんを従えての演奏度胸は見事!だてに「しくぞ!コラッ!」ではないと実感。
どのアーティストの演奏も素晴らしかったですがやはり特別ゲストの尾崎紀世彦さんの歌声は素晴らしかった。圧巻!終演後も多くの方がプラネタリウムのCDを買ってくれました。初めての人に受け入れてもらえるというのは率直に言って「やってて良かった!」これに尽きます。


もうひとつのお楽しみは出演者全員が集まっての打ち上げでの「アフターセッション」名だたるJazzミュージシャンが普段は有り得ない組み合わせで演奏します。それにしても皆様ちょちょと打ち合わせをしただけであれだけの演奏が出来てしまうのは羨ましいの一言。普段は一緒に演奏していなくても共通言語を持っている感じなのですね。そんな事を今朝、猪俣猛オールスターズのベースの須崎さんと話していたら「そうですね。セッションでやるのは定番のような曲ですからね。100曲くらい知っていれば」「100曲ですか。多いですね」「でもメロを吹く連中はベーシストがその曲知っているかとか聞かないで始めちゃいますからね。ひどい人たちです。ワハハハ・・・」「でも何となく分かるのですか?」「まあ、キーが分かってテーマが一周すればなんとか」。やはり凄い・・・・。


猪俣さんのセッション参加終了で一旦中締め。その後は向井滋春さんがチェロを持ち出しての独演会。去年も書きましたが本当にこの人はカッコ良い!!!。それに正真正銘の音楽大好き人間なのですね。1曲弾き終わる度に「ウン音楽は楽しい!」と言いながらガンガン弾き続けます。圧巻はチェロでの「哀愁のヨーロッパ」。今日の飛行機の中でも話をしたら「あの曲好きなんだなぁー。でもサビが弾けないんだ。じゃ来年は君もあの曲を弾きなさい。キーはGマイナーだ。分かったな」「はっ!練習しておきます」との事になりました。
打ち上げの方はプラネタリウムのメンバーは前日の会場「アートギャラリーカフェ」に場所を移して続きました。しばらく会えないので挨拶がてら一杯だけと思ったのですが午前3:00まで続いてしまいました。尾崎さんありがとうございました。


今年も色々な人と知り合う事が出来ました。ミュージシャンの方々スタッフの人、ライヴを見に来てくれた人、多くの人たちと音楽を通して知り合えるという事が僕にとっての今治JAZZ TOWN参加の大きな魅力になっています。去年も書いたのですがこのイベントが終わると秋の気配を感じます。僕の中で季節の風物詩になりつつあるのですね。関わった全ての人の瞳に乾杯!