管理組合総会(12/25)

クリスマスに書く話題かなぁ、と思いつつも23日にあった僕の住んでるマンションの管理組合総会について。


以前にも何回か書いたけど、マンションの管理組合の理事をやっているのだ。「なにーアイツがかよっ!」と思う人が多々いるだろうが、僕だって善良な一居住者なのだよ。詳しい経緯が知りたい人は3月に書いた「新しい事」を読んでね。
その定時総会が毎年12月に行われるというわけだ。さすがに中身に関しては詳細に書くことはできないけど、結構多くの議案を提出して、組合員の皆さまに承認を得るという形で総会は進んでいくのです。


僕はこういった事に全く素人で最初は驚く事ばかりだったのですが、一年間やってみて分かったのは「管理組合」=「役所」であるという事。マンション各戸の持ち主(管理組合員)から集めた管理組合費はいわば「税金」。そのお金の使い方についての案をまとめ、議案を作成するのが役員が集まった理事会という事になるわけです。というわけで定時総会はいわば定例議会という事になるわけですね。ちょっと乱暴な例えかもしれないけど。
そう思うと自分からは一番縁遠い事をやっているのだなぁ、という気にもなります。つまり僕は役所勤めではありませんし、組織にも属していない人間です。人から集めた「公金」というものを扱った事がないわけです。


これはね〜、結構大変な事ですよ。僕らだって「バカヤローこんないい加減な税金の使い方しやがって」とか思うこと多々あるじゃないですか。ひとつ間違えるとそう言われる立場なのですね。理事は。だからこそ一つ一つの扱いにとても慎重になるわけです。
僕も最初の頃は「何を細かい事をいちいち・・・・」と思うこともあったのですが、先ほど書いた事を感じるようになってからは「ムムム・・・確かにこれでは説明が足りなくて、理解が得られないかもしれない」とか考える事が多くなりました。
またそれとは逆に「公金」というものには「自分の金じゃないから」と思えてしまう部分もあります。我がマンションの管理組合ではない事ですが、管理組合費をずさんな使い方をしたり、使い込んでしまったりするケースは結構あるようです。やはり人から集めたお金の使い方を決めるというのは難しいのですね。


総会は無事に全ての議案が承認されて終わりました。理事の方も誠意を持って臨んでいますし、今まで我がマンションの管理組合総会において大きなトラブルが発生した事はないようです。


その後仲の良かった理事の方何名かと呑みにいきました。呑んでいくと「やっぱりあの時は誰も発言しなかったけど、面倒だと全員思ってたよね」とか「いや○○さんは本当にいつも大変そうで、何か手伝ってあげたかったけど何にもできなかったね」とか今だからという話がボロボロ出てきました。馴れない作業ですし、仕事も違えば年齢も違う、初対面に近い人たちとの集まりです。最初は中々思ったことをストレートには言えないものです。でも一年間活動を共にしてくるとこうやって、初めとは違うコミュニケーションが出来るようになるんだなぁ、と何か嬉しくなりました。


なわけで僕は何を血迷ったのかもう1年理事を続ける事になりました。やりかけの事が多々残ってしまったというのもありますが、自分の為になる気がするのが一番の理由です。
立場も年齢も違う人との集まりの中で「自分の思っていることを誠意を持って人に伝える努力をする事」「人の思っている事を素直に理解しようと努力する事」。これって当たり前のようで結構難しい事なのです(僕にとってはね)。多くの人は会社や組織でそういう事を毎日のようにしているのでしょうが、僕は何となくプラプラ来てしまったのでそういうことに「未熟」という気持ちがあるのですね。人間的に少しは成長したいものだという願望がこういう形で表れているのでしょうなぁ(やや詠嘆調になってしまいました)。