ライヴ〜休日(4/8)

「市ヶ尾駅で起きた人身事故の為にこの青葉台駅でしばらく停車いたします」。車内アナウンスがあった。高橋研ライヴの会場初台ドアーズに向かう途中の出来事だ。15分くらい停車してた後運転を再開した。二つ先の市ヶ尾駅をスピードを落として通過する際に、臨時に張られたロープの中に消防署員や警官などに取り囲まれ、白い布にくるまれた遺体らしきものが置かれているのが目に入った。
何を決意して電車に飛び込んだりしてしまったのだろう。その決意に至るまでののその人の葛藤を思うと、揺れる電車の中で思わず涙が出そうになった。
九段下で都営新宿線に乗り換え初台を目指したが、途中駅で時間調整のためにやけに長い時間停車していた。「○○駅で起きた人身事故のためにこの電車は当駅で時間調整をいたします」。こんな同時刻に二件か・・・。今度はため息が出た。
春は新しい人生のスタートとよく言われるが、どうもこういった事も多い時期らしい。どういう理由があるかは知らないけど「何も自ら死ぬ事はないじゃないか」といつも思う。どんなに生きたいと思っても時期がくればどうせ死ななきゃならないのだから。


高橋研ライヴ。前回書いたように超熟成ライヴだったように思えます。ここしばらくは1年に一回くらいのペースになってしまいましたが、20年の付き合いの中で少しずつ刷り込まれてきた記憶というか教訓が流石にチリも積もれば山になる、という感じになってきました。簡単に言えば無理がなくなってきた感じです。一応約束事とかもあるのですが、それよりもステージ上で起きている事を大事にしようや、という感じです。それを重視しつつも、かつてのように演奏が崩壊しないのは、お互いの手の内が良く分かっているという事なのだと思いました。「ステージ上で感じる事に素直に従っていけばどうにでもなる」と思って望みましたが、本当にその通りになりました。
ちょっと残念だったのは、新譜を出してないせいもあるのでしょうが、客席がやや淋しかった事です。良い音楽を演っていると思うので、本当により多くの人に見てもらいたいです。いつも来てくれる方も殆ど顔見知りのような感じですし、何か密教集団の儀式みたいになってもね・・・・ア、これは冗談です。


というわけで今日は久し振りにカミさんとサイクリングに行ってきました。近くを流れる境川の上流方向にある町田の桜の名所「尾根緑道」を目指しました。
昼過ぎに到着すると、緑道沿いに植えられた桜は満開で確かに見事だったのですが、その桜を見に来ている人の数も半端ではありませんでした。うーん、これでは桜を見ているのか、人を見ているのかわからん・・・。
川沿いのサイクリングロードに戻り小ぶりな公園を見つけて弁当を食べました。川沿いには菜の花も沢山咲いていて、「春」が来たのを強く感じさせてくれました。

明日からは、とある会社のプレゼンテーション用のビデオに音を付ける仕事をやる事になっています。以前からよく知っている、ある音楽事務所社長K氏からの依頼なのです。「そういう事あんまりやった事ないのですがー」と言ったものの「大丈夫です、大丈夫ですよ」って事で引き受けさせてもらいました。やった事ない事をやるというのは実に楽しみであります。