報告!レーザーディスク(5/11)

先日書きましたように、DVD化されていないソフトを見たいが為に、LDプレイヤーを衝動買いしてしまいました。見ましたよ。かなり。何点かご報告を。


「Hall&Oates The Liberty Concert」。85年のライヴでニューヨーク自由の女神修復の為のチャリティ野外コンサートです。彼らはこの直後に行われた「Live Aid」にも出演しています。Hall&Oatesの一番勢いのあった時期ですね。
バンドはミッキー・カーリーにT・ボーン・ウォルクという完全なリズム隊にG・E・スミスという完璧な布陣。演奏が悪いわけがありません。T・ボーン・ウォルクのプレシションベースにはディマジオらしきリアピックアップが取り付けられています。このソフトをコマ送りしながら調べて、僕も真似してプレシションにリアピックアップを付けたのでした(詳しくはこちら)。
もとい!この時期のHall&Oates、何といっても曲が良いです。


「Doobie Brothers Collection」解散する直前のアメリカ、サンタ・バーバラでの野外ライヴ。ベースは勿論ウィリー・ウィークスです。何といっても驚きはステージに屋根がないという事。西海岸ということで「雨は絶対に降らない!」という事なのでしょうね。アンコールの「Listen to the Music」でウィリー君は右手でズボンのポケットの中の何かを探しながら弾いています。つまり左手だけであの2ビートのパターンをしばらく弾いています。左手だけなのに音はメチャ太いですが、一体何を探しているのか未だに気になります。勿論ウィリーが弾いているのは、その後手放してしまったという、62年シャーウッド・グリーン・フィニッシュのプレシションベース。良い音です。
Doobieはその他にもFarewell Tourのソフトと、バンドの歴史を各メンバーが語った「Listen to the Music」というのがありました。Farewell Tourでは最後にトム・ジョンストンは出てくるは、タイラン・ポーターとウィリーのツインベース。大変な騒ぎです。


「Paul Simon Concert in the Park」。91年ニューヨークのセントラルパークでのライヴ。フリーコンサートで集まった人の数が50万とも言われています。とにかく凄い人の数です。このソフトを購入した直後に僕は初めてニューヨークに行って、このコンサートが行われたセントラルパークの「Great Lawn」という場所に行きました。そして「ああ、同じ景色だ」と感動したのを昨日の出来事のように憶えています。
この当時ポール・サイモンはかなりアフリカンミュージックに接近していて、バンドもニューヨークと南米とアフリカのミュージシャンからなるユニークなものです。聴きなおしてみると当時よりも、リズムが自分の気分にフィットしているように感じました。何か聴いていて楽な感じなんですよね。サックスのマイケル・ブレッカー、ピアノのリチャード・ティー、二人とも亡くなってしまいましたね。楽しそうに演奏しています。


「Pink Floyd Live at Pompeii」。途中に入るアビーロードスタジオでの「狂気」のレコーディング風景。ロジャー・ウォーターズがシンセの音決めをしている姿、カッコ良い!100点満点!音を作っている時のミュージシャンていうのはああいう雰囲気でなければなりません!
このソフト、中心は72年のポンペイの遺跡での無人ライヴ。何よりニック・メイソンが良い!ニック・メイソンに関しては「ヨレヨレドラマー」といった感じを持っていたのですが、ビシっとタイトでメチャ太いです。撮影していたから普段より真面目にやったのかもしれませんが。
エイベリアン・メイベンという映像監督を起用したというこのソフト。映像がやはりカッコ良いところが多々あります。特に「エコーズ」の中間部で機材の裏側からレールに乗ったカメラがぐるりと一周していく絵は何か好きだなぁ。
最近DVDで発売された「驚異」に比べて、やはりこの頃はバンドの最高潮の時代という感じですよね。テンションの高さ抜群。


映画では「ゴッドファーザー特別版」。8時間近いものをまたもや見てしまいました。これだけ見ていてまた見直せるという、この作品の凄さに脱帽。二つの作品を時系列に沿って再編集したこの特別版を見ると、二つの時代を交差させながら描いた「Part2」の凄さというのが改めて感じられます。
この特別版の最後で、庭にただ一人呆然と座っているマイケル・コルレオーネに関してコッポラは以前こんな事を語っていました。
「マイケルはあらゆる敵を打ちのめす。しかし彼は自分自身の中から崩壊していく。これはアメリカそのものなのだ」。
現在のアメリカとも共通する部分が多々あると思いました。


まだ見ていないソフトもあり、しばらくは楽しめそうです。