近況報告(7/5)

しばらく間があいてしまいましたので、色々とご報告を。


プラネタリムヨーロッパラインも少し遅れてはいるものの進んでいるようです。あちらのプレス関係に使う写真が必要という連絡があり、ライヴの素晴らしい写真を撮ってくれている佐藤可奈子女史にお願いして、先日撮影をしました。また来週にも撮影を行うようです。
僕のトップページの写真はその時の写真の一部をトリミングしてエディットしたものです。あまりにも人相が悪かったので使って見る気になりました。ちょっとロンドンパンクっぽくないですか?
先週の金曜日は高橋研の「Mountain Folk#4」でした。まさに梅雨という感じの小雨交じりの蒸し暑い中、楽しいライヴでした。このバンドはリハーサル中「本当にこんないい加減で大丈夫なんかー」と思うところしきりなのですが、本番になると何とかなるのが不思議というか、皆本当に上手い!ごまかし方が。
写真は当日会場リハ中の一枚。ちなみに右端の人が一番ごまかし方に優れている人ね。


その「Mountain Folk#4」のリハを我が家でやっていたわけですが、その休憩中に高橋研が突然に「何故若いミュージシャンは曲や演奏全体の事を考えずに自分の弾きたいように弾いてしまうのだ」と疑問を投げかけてきました。
それに対する榎本・狩野のAB型連合の答えは「だってそう弾きたいんだから、若い時なんて周りより自分が目立つ方が大事なんだから、しょうがないじゃん」という実にあっけらかんとしたもの。プロデューサーは「そうなのかぁ。そういうもんなのかぁ」首を振りながらあまり納得できない様子。「何時になったらちゃんと分かるのだ」さらに疑問を投げかけてきました。それに対して連合軍は「まぁ、それは人それぞれだね」。答えになってない。
リハの時に狩野ちゃんが持って来てくれたのがこのテープ。きっかけはリハの終わった後に、CD棚にあったニール・ラーセンのアルバムを中井さんが「貸してよ」と言ったところから始まりました。
「そう言えば、大昔ニール・ラーセンの曲を録ったよね」と狩野ちゃんに言うと、「あのテープまだ持ってるよ」と言うではありませんか。
バンド名は「CROSS BEAT」。演奏曲はニール・ラーセンの「High Gear」と「Further Notice」。久々に聴いて大ウケ。まさに全員「弾きたいがまま」オンパレード。手数の嵐。
全員二十歳そこそこで、「間違いなくオレは上手い」と信じ込んで演奏しています。何か小気味良さはあります。
このテープを送ってそれがキッカケとなり、このメンバーで山本達彦さんのツアーを廻るようになるわけですね。メンバーの一人鍵盤の梁チャンと高橋研の「二十五」で数年ぶりに会った時も、「いずれあのメンバーでやってみたいと思っているんだ」って言ってました。分かる気がします。このメンバーでツアー廻っている頃はよく罵りあってました。「オマエが間違えた」とか「もっとチャンと弾けよ」とか。若い時に築いたそんな関係ってきっと時間が経っても崩れないんでしょうね。気遣い要らず。前置き要らず。って感じですよね。これが26年前。ちなみにオレ以外は皆スーパー売れっ子だなぁ。グッスン。
下の「Jap`s Gap`s Live」には心底驚いた。狩野チャンの物持ちの良さに脱帽。このテープ27年前のライヴ。狩野ちゃんと始めて出会ったバンドです。一番若い頃の演奏なのに大人の音楽をやっています。これは勿論、つのだひろさんの持ち味によるところが大きい(というより殆ど)のですが、「へー大人っぽい事やってたんだね」と二人でしみじみ。「この味というかカッコ良さは当時わかんなかったね」なんて反省してしまいました。何たって19歳ですからね。エエ、分からないのですよ。
あーそんな昔話よりも、明日はアリマシノさんのライヴなのです。先ほどまでCDとリハ録音テープを聴きなおしていました。あまり約束事の多くないアレンジで、最近の僕のやりたい形にとても近いものです。その場の雰囲気と流れを感じながら演奏していく。どんな演奏になるやら。出来るだけ周りの状況に神経を使いたいので、譜面とかも書き直して分かり易くしました。
そう、46になった僕の今の演奏モットーは「自分の出している音ではなくて、その場所で皆で奏でている音楽に集中して、その中に溶け込んでいく事」です。少しは大人ミュージシャンになったのかなぁ?