賀正(1/4)

明けましておめでとうございます。何の気なしで始めたこのコラムも7年目を迎えます。書く事が無くサボっていると、思わぬ人から「最近アップしてないじゃないか」とお叱りを受けたりします。こちらからは直接は見えませんが、時折でも目を通してくれている方がいる事をとても嬉しく思います。基本的にはヨタレ話が9割5分だとは思いますが、今年もよろしくお付き合い下さい。


毎度の事ながら大晦日から元旦というのはあまりやる事がありません。テレビ番組もあまり興味のないものばかりです。なので久しぶりにじっくり読書をしていました。
かつて読んだ本の読み返しなのですが、海洋研究者であり写真家である水口博也氏の書いた「オルカ」という本です。この本はカナダの太平洋側にあるジョンストン海峡に生息する、シャチの生態を自らキャンプ生活をしながら追ったものです。
何故この本を読み返したくなったのかと言えば、人間と自然環境との関わり方に対しての、何かモヤモヤした気持ちや疑問があるからなのでしょう。また、同じ種同士で殺し合いを繰り返す人間に対して、無駄な争いをせずに家族や仲間を大切にしながら、自然と調和して生きていくシャチの生態が書かれた内容を反芻してみたかったのです。
ちょっと話がそれますが、人間同士の争いのニュースを見る度に僕はこの言葉を思い出します。


「人間を遠ざけよ。人間は災いの先触れなり」


これは映画「猿の惑星」の中でオラウータンのザイアス博士が言った言葉です。やはり僕の中で、人間って一体何なんだろう?という疑問が常にある訳なのですね。
氏が大自然の中一人でキャンプを過ごす時の心情を「自分の外に対話する相手をもたないとき、思考は内面に向かう。こうして研がれた精神は、ひとつの力である」と綴っています。今回一番印象に残った部分です。
人は人との関係無しには生きてはいけないのは事実です。しかし時には内省する作業もとても大事なのではないでしょうか。そして、その作業は私たちの中において、急速に失われつつあるものではないでしょうか。


「自分に問いかけてみる」


そのような作業の中で自然との関わり方についても新たな視点が出てくるように思われます。


元旦は自転車で江ノ島まで走りました。一年の始まりにどれくらい脚力がついたかを試してみたくなったわけです。サイクルコンピューターも付けたので計測が出来るのです。目標は平均時速20`です。往路はなんとかクリアーしました。復路は追い風だったにも関わらず、前半の疲労があってペースが落ちました。
データーとしては、通算距離52.39km/走行時間2時間48分/平均時速18.7km
確実に脚力は上がってきています。嬉しいですよね。成果が出ると。今年は去年以上に色々な事にチャレンジしていきたいと思っています。無理だと思う事でも諦めないでやってみたいと思っています。今年もよろしくお願いします。