I am Japanese(12/11)

つくづく自分は日本人だな、と思う。前回も書いたイラクへの自衛隊派遣についてなのだが、一昨日の閣議決定その後の小泉首相の会見があったこの段階になっても「自分としてはこう思う」というものが出てこない。


ない訳じゃない。「戦争反対」「暴力反対」。今までにない重装備を持って迷彩服を着た自衛隊が「これは軍事的行動ではありません。あくまでも復興支援なのです」とどんなに言ってもイラクの何割の人がその言葉を本心から受け入れるのだろうか?僕は疑問に思う。危険だと思う。この点においては僕は絶対に反対なのだ。
じゃ、日本の安全保障は?石油はどうするの?国際社会での日本の立場は?と言われた時に「かまわない。よその国が攻めてきても自分で守るし、石油なんてものが入ってこなくても構わない、よその国から後ろ指差されても平気だ。危険な場所には自衛隊を絶対に派遣するべきではない」。それも言えない。僕が消費生活に明け暮れてほったらかしにしてきたものは大きいのだ。
先日テレビを見ていたらこの問題にあわせてフランスの学校の試験の事に触れていた。三つのテーマからひとつを選んで二時間かけて考えを論文を書くというものなのだが、そのうちのひとつは「対話によって対立は解消するか」というようなものだった。他の二つのテーマも確か社会的な事で僕はてっきり大学の試験の事だと思っていたのだが、何とそれは高校の試験だった。やはりそういった事を考える土壌はあるのだな、と思いショックだった。


あなたは一体何を大事にしているのですか??それをもう一度自分に問い詰めた上でハッキリと人に伝える事が出来ますか?この問題の底にあるものはそう問いかけているのだと思う。


本当に命を懸けてでも守らなければならない『何か』があったとした上で、それがイラクに行く事によって守られるのだろうか?この二重の疑問文を解く事が僕はまだ出来ない。