ロックの肌触り (9/26)

先週の日曜のある音楽番組で「Suturday in the Park」を取上げていたのがきっかけで、「シカゴ」の結成35周年を記念したベスト盤を買ってきてよく聴いている。通算で27枚のアルバムを発表しているのだけれど特に1〜5枚目までに収められた曲に時代を超えて再び圧倒されている。アイディアに溢れて知的でありながら荒々しく且つポップだ、なんてゴタクを並べるよりもとにかく血が騒ぐのだ。近頃の音楽がツマンねーなーと思っていた裏側には自分が音楽不感症になってきたのかもしれないという心配があったのだけれど、この「血が騒ぐ」という気持ちを久々に感じる事が出来て嬉しかった。結局これがロックという音楽のすべてなのだから。
「Suturday in the Park」はシカゴをリアルタイムで初めて聴いた「ChicagoX」に収められていて、あのピアノのイントロはそれまでコードといえば「ドミソ」の三和音だったのをAm7という四和音の世界に僕を導いてくれた曲だ。「自由になりたい」で16Beatのカッコ良さを知り、「いったい現実を把握している者はいるだろうか?」のロバート・ラムの歌詞の知的なセンスに驚いた。
来月になると更に僕をノックアウトした「Chicago at Carnegie Hall」がリリースされるそうだ。これは当時アナログ盤4枚組でとても中学生の分際で買える代物ではなかった。兄貴の友達の兄貴が持っていてみたいな繋がりで確か一日か二日という約束で借りてきて聴いたんだよな。買っちゃうだろうな、やっぱり。