本当に大事な時 (10/17)

前回に続いて北朝鮮の拉致問題について。拉致されていた被害者の5名が帰国出来ている。予想していたよりも早い展開で事態は進んでいるようだ。ただそこには帰国できた人と北朝鮮において死亡したといわれている人、そしてその被害者の家族の明暗がある。今回再会を果たせなかった家族の心境をおもんばかる再会を果たした家族の気遣いや、再会を果たせなかったにも関わらず記者会見などに出席されている家族の人たちの姿を見ていると本当に辛くやるせない気持ちになる。
そして再会を果たしたにも関わらず相手の言っている事のどこまでを本当に信じて良いのだろうか?と家族にさえも思わせてしまうこのねじれた状態や、情報を小出しにしてその度に被害者家族を一喜一憂させるこの手口に心底怒りを感じる。
昨日情報番組を見ていたら今回帰国した人を北朝鮮に帰してはいけない、と強く主張している人がいた。言い分としては日本側が強い態度に出なければ真の意味での拉致問題解決はないし、それが出来ずに国交正常化に伴う経済援助をするのは「悪の枢軸」の援助をする事だ、という事らしかった。その強硬な意見に多少の嫌悪感を覚えつつも確かに今の状態が相手に翻弄されてないか?と考えてみればその意見を否定する事も出来ないなと思った。
相手の言いなりになってもいけないし、強く出すぎて相手がテーブルをひっくり返してもいけないわけで日本という国が今真に試されている気がする毎日だ。