熱い演奏に酔いながらも (10/25)

昨日に続いてのアップです。アンタ結構暇なのね、と言われそうですが・・・。


昨夜は武道館にシェリル・クロウのライヴを見に行きました。前回の来日公演は赤坂ブリッツでしたからこの何年かの間の彼女の知名度というのも大きくなったという事なのでしょうね。中身の方はこれぞアメリカン・ロックという感じでした。良く言えば飾り気なく素朴で音楽に重点をおいたシンプルなステージ、悪く言えば照明やスクリーンに映された映像なんかはもうちょっと何とかなんないのかよ、という感じでしょうか。ただ歌は上手いし曲も本当に良いので飽きちゃうなんて事は全くなかったですね。出来ればライブハウスのチョット大きめくらいの場所で酒でも飲みながら見られればもっと良いのでしょうが、まぁ無理か。それと全くもって個人的ではあるのですがバンドにベーシストがいないのにはちょっと疑問ありでした。ギタリストやキーボードの人やシェリルが弾いたりという事で、シェリルのベースもカッコ良いですが「ベーシスト=バンドの重し」と考える自分にとってはいささか淋しい景色ではありました。「いっちょう俺が弾いたろか!」なんて思っちゃいましたが、それも無理か(当たり前だろ)。


先ほどスクリーンの映像にイチャモンをつけましたが、アンコールで演奏された「Safe and Sound」で映し出された世界の混乱と悲劇の歴史は曲と絡んでインパクトのあるものでした。その曲を聴きながら今日に至っても解決していないモスクワの劇場占拠事件もバリ島でおきたディスコの爆破事件も自分のいるこの「みんなが楽しんでいるHappyな空間」で起きたのだと気づいてしまいました。テロの現場に居合わせた人すべてがその瞬間まで「テロに巻き込まれる」なんて想像していなかっただろうし、それが自分の身に起き得ない事ではないと思うと「Safe and Sound」の熱い演奏と映像に身を委ねながらも背筋に一瞬冷たいものが走りました。