とりとめのない話(10/30)

用事があって実家に行ったら猫たちが日なたぼっこをしていました。今日の日中は穏やかな小春日和ともいえるような天気だったので猫たちも気持ちが良かったのでしょう。最年長の猫は「風子(フーコ)」という名前の猫でもう16歳くらいのお婆さん猫です。かつてはちょっとした音(枯葉が落ちるような音でさえ)すぐに反応して体を低くした攻撃態勢をとるような俊敏な猫でしたが、もはや陽だまりでじっとしているのがこの上もなく幸せなようです。それは公園のベンチにお年寄りが座ってかつての自分を回想しながら佇んでいる姿にも似た光景でした。猫は猫なりに自分の人生を振り返ったりするのでしょうか。
風子1986 風子2002
その帰りに実家の押入れの奥にあったずっと使ってないコンピューター用のモニターやステレオのアンプなどを車に乗せて中古機材を引き取ってくれる店に持って行きました。いくらで引き取るか判定するのに20分くらいかかるとの事なので店の中をブラブラしているとそで売られている数々の中古機材もかつては花形として自分の姿を誇っていた時期もあるのだな、なんてちょっとセンチな気分にもなってしまいました。ただ彼等が花形といわれていた時代は10年も20年前ではなくほんの3〜4年前くらいの事だったりします。その頃何万いや何十万していた物が数千円場合によっては数百円で売られているのを見ると時代の移り変わりの速さの残酷さすら感じてしまいます。一度は茶の間の一等地におかれみんなの輝くような眼差しを浴びていたマッキントッシュLC630も600円くらいで売られていました。(ちなみにLC630は僕にとって現役機材です)。僕の持っていった機材は合計で3800円になりました。少し後ろ髪を引っ張られる思いを振り払いながら店を出て足早に車に乗り込み夕方の込み合っている幹線道路に走り出して行きました。