晩秋 (11/13)

ここしばらく紅葉に目を奪われてしまうことが多い。かつては紅葉なんて気にもならなかったのだけど年を重ねるごとに紅葉に思わず見入ってしまう時間が多くなってきた。美しさに見とれながらも枯れて散ってしまう直前に何故こんなに美しい色に染め上がるのだろうかという事に思いを巡らせたりする。昔は理解出来なかった紅葉見物のための「いろは坂」の渋滞もよく理解できる。
2002年紅葉1 2002年紅葉2
昨日やはり車を走らせていると後ろから緊急車両のサイレンの音が聞こえてきた。そこは道こそ広いものの曲がりくねっていて交差点の連続する場所だった。バックミラーで後続を確認しながら車を端に寄せて停まっていると救急車が走ってきた。自分の横を無事通過して緩やかな上り坂を走っていった。そこは更に駐車車両も多く大型車両も走っていて車を寄せずらそうな場所だった。しかし様々な車が苦労しながら救急車を通るスペースを空けようをしていた。そして救急車はサイレンを鳴らしながら道の中央を走り抜けていった。無理をして救急車を通すために出来たいびつな車の列に僕は少し胸を打たれてしまった。気持ちを暗くさせてしまうようなニュースが続くここ最近だけども人の「優しさ」や「最優先しなければならない共通の事」はやはりちゃんと残っているんだと思わせてくれるいびつな車の列だった気がする。