罪と罰 (12/11)

今日は98年夏にに和歌山で起きたカレー毒物混入事件の判決が下る日だ。このコラムを書いている時点ではまだ判決は言い渡されていないが夕方には判決が下る。また昨日は新潟で起きた少女監禁事件の2審において1審を破棄し減刑する判決が言い渡された。逮捕監禁致傷罪については10年が上限とする法律を理由に決められた量刑以上を科す事は出来ないとという事だった。裁判長は「10年以上の量刑をする為には法律改正が先に行なわれなければならない」と付け加えた。このような常軌を逸した監禁の罪の上限が10年で本当に妥当なのかという疑問もあるが、この新潟の事件のみにおいてそれを超える刑を与えるという事になれば法の元に平等であるという民主主義の原則を壊す事になってしまいかねないという思いもある。人が人を裁くのは本当に難しい事であり民主主義とは手間と時間がかかるものなのだ(裁判の進行に関してはもう少し迅速になって欲しいと思うのだが)。特にここ最近に至っては今まで類を見なかった凶悪な犯罪や犯罪の低年齢化に伴って司法というものがついていけるのだろうかという懸念が語られてきている。その懸念に対処しながら同時に民主主義を守っていくという大変難しい課題を突きつけられているのだと思う。司法だけでなく僕らにも。


以前書いた西宮冷蔵についての特集を昨日テレビでやっていました。やはり11月一杯で廃業に至ったようです。何度見てもこんな事で良いわけがないと思わざるを得ません。自分の出来る事といえば繰り返しこの事をこのコラムに書く事と思い三度取り上げました。興味のある方は下のリンク先へ行ってみて下さい。そう興味のない人も是非。
勇気ある行動は報われなくては    こんな事でいいのだろうか?