耐えて忍ぶのは大変 (5/27)

横綱・朝青龍の土俵上での態度がまた話題になりました。大相撲夏場所九日目、モンゴルの先輩力士・旭鷲山と対戦し負けた時の態度の事です。立ち合いも合わずに朝青龍はつっかけてしまって、その時もけっこう凄い形相をしていたのですが、仕切りなおしの後に土俵際で際どい引き落としで敗れると、旭鷲山の足が先に土俵を割っていたとの、「物言い」を自ら行事にアピールし、土俵の東西に戻る時に旭鷲山の肩がぶつかるとこれまた物凄い形相で睨みつけ、まわしの前につけている「さがり」を取って相手の腕にかなり意図的にぶつけるという事までしてしまいました。その日の夜のニュースで僕もその映像を見たのですが、確かに怒っていたねあれは。そしてNo,70でも書いた「品格」問題が再燃するわけなんですが、その後、記者に対しても負けてしまった悔しさ、そして想像するにそういった悪態をついてしまう自分に対して苛立つ為か、とにかく実に不機嫌な表情をしていたそうです。
確かに「行き過ぎ」といえば紛れもなくそうなんだけれども、「耐えて忍ぶ」ことに掛けては模範のようだった貴乃花に一抹の「?」を持っていた僕としては、朝青龍のそういった裏表のなさに対して結構、好感を持っているのです。


最近、某CMで目茶目茶悪態をついて喧嘩している二人がお昼になると仲良くご飯を食べているというのがありますよね。缶コーヒーのCMでしたっけ。あれけっこう羨ましいんですよね。日本人の大好きな「耐えて忍ぶ」という文化のデメリット、「カラッとしてない」「後までズルズルと引きずる」なんていう多くの人の抱えている悩みを逆手にとった上手いCMだな、と思ったりしています。