「硫黄島からの手紙」

映画館から出ると夜のショッピングモールには、あちらこちらに飾りつけられたクリスマスツリーが輝いていました。その景色を見るとまた涙が溢れそうになりました。
閉店寸前のペットショップに立ち寄るとお店の看板猫が幸せそうにクッションに丸まって寝ていました。ガラス越しにその姿を見ていると、少し笑みがこぼれ今の時代に生きている幸せを強く感じました。


「硫黄島からの手紙」。見終わった直後の今の気持ちはこのようなものです。2時間20分の映画の中で何度も何度も涙がこぼれました。何故この人たちは戦わなければならなかったのか?戦って勝ち得ようとしたものは何だったのだろう?愛する国を守る、愛する家族を守るという理由で人はこんなにも愚かな殺し合いをしてしてしまうのだろうか?だとするとやり切れない気持ちになってしまいます。


こんな事がもう二度とあってはいけない、強くそう思いました。今書けるのはこれだけです。